見えなくても、楽しい。片目で回った海南島ゴルフと“5インチのコース”

01.ゴルフの話題
01.ゴルフの話題

片目が見えにくくなってから、初めてのゴルフ。
海南島で、シャンキンベイとミッションヒルズ海口を1ラウンドずつしてきた。

結論から言うと、ゴルフはなんとかできた。
でも、いちばん困ったのは距離感

私はこれまで、感覚でだいたい残り何ヤードか見ただけでわかった
グリーンまでの見た目や傾斜を見て、「このホールはちょっと上りだから+10ヤードくらいかな」とか、設計家の意図を読みながら距離を感じてクラブを選ぶ――それが私のゴルフの楽しみの一つだった。

でも今回は、その見ただけでわかる感覚が完全に失われていた。
50ヤード以内のアプローチも、微妙な距離がつかめない。

それでも不思議と、ゴルフ自体は楽しかった。

元々、そんなに上手いわけでもないし、「頭の中でやってるゴルフ」が自分のゴルフスタイルだったのかもしれない。

ここでふと思い出した言葉がある。

“Golf is a game that is played on a five-inch course – the distance between your ears.”
ゴルフとは、耳と耳の間(約5インチ)のコースで行われるゲームだ。
—— ボビー・ジョーンズ

ボビー・ジョーンズがやっていたゴルフと、私のようなレベルのゴルフではまったく次元が違うけど、言ってることの本質は意外と近いのかもしれない。

これ、まさに今回の自分にぴったりだった。

目で距離がわからなくても、コースに立って風を感じて、ライを見て、「このホールどう攻めようか」と考える。
プレーの正確さじゃなくて、考えること自体が楽しい。それが、自分にとってのゴルフなんだとあらためて感じた。

     

I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

芝鳥 のぶあまをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました