私のゴルフ仲間で世界中を一緒に旅したキミさんが亡くなったと記事にした二日後の早朝。
今度は私が最も仲の良くしてる韓国人の友人の一人、チョイさんが亡くなったと連絡が入った。
彼と私は同じ業界で彼の方が年上だが同級生のように気さくに接してくれた。
彼と初めて会ったのはもういつか覚えてないぐらい前。
20年以上前なのは間違いない。
共通の友人キムさんから六本木の寿司屋で飲んでるので遊びに来てよ。と連絡があり、寿司屋の二階の個室で顔を合わせたのが初めての出会いだった。
彼も私もお酒が好きで、お互い潰しあうようにお酒を注ぎながら、二人で一升瓶を空けて意気投合して以来、よく東京の赤坂で朝まで一緒にお酒を飲む仲になった。
私が沖縄に引っ越してからも電話で話すことはあったが、東京に行く機会がほとんどなかったため、ここ数年は会っていなかった。
彼は普段は、ほとんどゴルフはしないのだが、ゴルフ好きの私に合わせて時々、ゴルフに誘ってくれた。
基本、私はゴルフも飲み会も誘われたら参加するタイプで自分からは人を誘う事はほとんどないのだが、私から珍しく彼をゴルフに誘った事がある。
仕事でお世話になったお礼にゴルフと食事に誘ったのだ。
それが彼との一番の思い出として心に残っている。
私は彼に “今日は私が全部払うから、お金の心配はいらないよ “と言っていたのに、
なんと、ゴルフの最中に財布をカラスに盗まれてしまったのである。
現金もクレジットカードも銀行カードもすべて失くしてしまったのだ。
結局、その日のゴルフ代と夕食代は彼が払ってくれた。
という笑い話が彼との一番の思い出である。
私はまだしばらくはここにいるけど、チョイさん、私がそちらにいったらソジュで乾杯しましょう。
この数日で友人が亡くなったという連絡は2度目である。
自分はまだまだ若いと思っているが、人生の折り返し地点を過ぎた。これまで以上に一日一日を大切に生きたい。
そう言えば、去年も同じ時期にゴルフ仲間が亡くなって記事にしていた。
2月は気温が下がるからだろうか。
そんな事を色々と考えていると、3日前に亡くなったキミさんのKIMIGOLF.COMはもう更新されないんだなと寂しい気持ちに。
私も過去の暴飲暴食で体にガタがきている。
ある日、ポックリ死んでる可能性がある。
私のゴルフ旅は未完のまま終えるのではなく、誰か若い方に引き継いでもらえないかなと色んな思いが浮かんできた。
いつ死んでも後悔しないように日々楽しんで生きてきたが、後任が見つかるまで、ともかく長生きしよう。
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