タンドリーチキンとバターチキン発祥の店

[Moti Mahal Delux/ モティ・マハル・デラックス]
02.グルメ・食べ歩き
02.グルメ・食べ歩き

ホテルにチェックインしたあとは、夕食へ。
インド1食目に選んだのは、タンドリーチキンとバターチキン発祥の店として知られる「Moti Mahal Delux/ モティ・マハル・デラックス」

まずはタンドリーチキン
焼き色は深く、香ばしい。一口目は穏やかだが、後からじわじわと辛さが追いかけてきて「ああ、インドに来た」と実感させてくれる。

無料の付け合わせのシルケ・ワーレ・ピャーズ(酢漬けの赤玉ねぎ)ミントとコリアンダーのチャトニ

そしてバターチキン
トマト、バター、クリームのバランスがよく、初日でも重すぎない。プレーンナンでいただいた。

あとからじわじわくる辛さを和らげるのにラッシーがちょうどよい。口直しに酢漬けの赤玉ねぎも合う。

タンドリーチキンとバターチキンが誕生したのは、今からおよそ70年前。
店を創業したクンダン・ラール・グジュラール、クンダン・ラール・ジャッギ、タークル・ダスの3人は、もともと現在のパキスタン・ペシャワールで食堂を営んでいた。

1947年のインド分離独立により、大規模な民族移動が起こり、彼らもペシャワールを離れてデリーへ移住する。
デリーのダリヤーガンジで再開した店が、モティ・マハルだった。

タンドリーチキンは、もともとナンを焼くための窯「タンドール」で、ヨーグルトとスパイスに漬けた鶏肉を焼いたのが始まりとされている。

一方、バターチキンは、余って水分を失ったタンドリーチキンを無駄にしないため、トマトとバターのグレイヴィーで煮込んだのが始まり。

会計時には、フェンネルシードと角砂糖を合わせたMukhwas / ムクワスが出てきた。
手のひらに適量を乗せて口直しとして噛む、インドらしい締めくくりだった。

店を出ると、屋台のパニプリ屋が目に入った。
日本人なら「ほぼ確実にお腹を壊す」と言われがちなインドのスナックだが、さすがに初日から挑戦する勇気は出ず、今回はスルーした。

     

I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

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