日本のアイスクリーム発祥の地は横浜

[Bashamichi Ice(馬車道アイス)]
02.グルメ・食べ歩き
02.グルメ・食べ歩き

根岸森林公園を後にして横浜赤レンガ倉庫にやってきました。

アイスクリーム発祥の地は横浜なのですが、その当時のアイスクリームを再現したアイスが赤レンガ倉庫で食べることができるのです。

 

そのアイスクリームを食べる前に少し、日本のアイスクリームの歴史を。

日本人で初めてアイスクリームを食べたのは1860年、日米修好通商条約批准のために渡米した徳川幕府一行と言われています。その時の従者の柳川当清が「珍しき物あり。氷をいろいろに染め、ものの形を作り、是を出す。味は至って甘く、口中に入るるに忽ち溶けて、まことに美味なり。之をアイスクリンといふ」と柳川日記に記していました。

そして、日本で最初にアイスクリームを作り、販売したのは、アメリカ人のリチャード・リズレー。1865年に横浜の外国人居留地(現在の中区山下町)でアイスクリーム・サロンを開業。中国から輸入した天津氷を使用してアイスクリームを製造していたようです。

その4年後の1869年(明治2年)、馬車道で町田房蔵が日本人として最初のアイスクリームを作り、販売しました。

町田は二回の渡米でアイスクリームと出会い、その味と冷たさに感動して氷と塩を使用してアイスクリームを製造しました。この時は中川嘉兵衛が明治2年に日本人として初めて函館で氷の切り出しに成功し事業化、その函館氷を使用していました。

町田が販売したアイスクリームは、「あいすくりん」と命名されて販売されました。

その町田房蔵の作っていたアイスをこちらのBashamichi Ice(馬車道アイス)でいただくことができます。

当時のアイスクリームを再現した、「できたて横浜馬車道あいす カスタード」

町田が製造していたアイスクリームは牛乳、砂糖、卵から作っていたのでそのレシピを参考に再現しているようです。

上には最中が被さっていました。

中にはカスタード風味のアイスクリームが。

そして町田が営業していた馬車道に移動。当時の店舗のすぐそばにモニュメントが設置されています。

こちらがアイスクリーム発祥のモニュメント。(厳密にいうとリズレーが開業した山下町にあるべきですが)

太陽の母子というモニュメントなのですが、なぜこのモニュメントがアイスクリームと関係あるの?と思いますが、間違いなくこれが記念碑なのです。

裏にはそのことを説明したプレートが。

 

     

I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

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