昨年の2018年フード・オブ・ザ・イヤーの最高の一杯部門で選ばせていただいた京都祇園のバー「喫酒 幾星」。その記事に取り上げていたフキノトウのカクテル。その時の話はこちらに「フキノトウのカクテルの話の場所にジャンプする」
その春先の出来立てのフキノトウのリキュールは、まだ少し早いかなと思いながら近くで食事をしていたので、その後にふらりと寄ってみました。
やはり、まだもう少し先のようでした。三月中旬頃でしょうか。
ということで、2月22日はマルガリータの日という記事を先日にアップしたところなので幾星流のマルガリータをオーダー。
最初に「ロベジ」か「マリーゴールド」のリキュールのどちらがいいですか?と匂いを嗅がせていただきました。せっかくなので両方いただくことに。
まずは「ロベジのマルガリータ」、ロベジはセリ科のハーブ。セリの苦みとセロリのような香りを楽しめる素晴らしいマルガリータでした。
続いては「マリーゴールドのマルガリータ」こちらは華やかな香りがするマルガリータでどちらも美味しかったです。
たまたま、リキュールの買い付けの話で東北の話になり、その流れで酒田の「ケルン」の「雪国」の話になりました。映画の「YUKIGUNI」を観て、近々、山形の酒田を訪れようとしているという私の話をしていたら、バーテンダーの織田さんが「先日、雪国のオーダーが珍しくあったんですよ。なるほど、映画の影響かもしれませんね。」と。
ということで、本物の昭和の名カクテル「雪国」を「ケルン」でいただく前に、現代風にアレンジした幾星流「雪国」をいただいてみることに。
オリジナルはウォッカにライムコーディアルにコアントローですが、幾星流はウォツカ、フレッシュライム、コアントローにオレンジビターを少し。酸味、甘味のバランスが良くすっきりしていてほんのりと苦みがある現代風カクテルに仕上がっていました。
ますます、昭和のオリジナルの「雪国」を飲みに行くのが楽しみになった夜でした。
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