酸ヶ湯温泉に到着。ちなみに酸ヶ湯は「すかゆ」と読みます。8時に青森駅を出発して現在9時15分。
帰りは11時半に青森駅行きのバスが出発。2時間15分もあればゆっくりと温泉を楽しめます。(次のバスは13時半)
ひば千人風呂という男女混浴の温泉がメイン風呂。左右に脱衣場が分かれていますが、風呂場は1つ。熱の湯も四分六分の湯も浴槽の真ん中で男女分かれるようになっていました。
「混浴を守る会」三ヶ条。お互いじろじろ見ないようにねということを書いてます。
酸ヶ湯温泉はその名の通り、酸性が強くて舐めると酸っぱかったです。面白いのが青森駅前のコンビニで購入した青いタオルが所々、赤色に変色したことです。リトマス試験紙を思い出しました。それだけ酸が強いのだと思います。
ロッカーキーの金属部分もこのように酸化してます。
良いお湯でした。宿泊もできるので宿泊施設を散策してみます。
江戸時代から酸ヶ湯温泉は宿泊もできる湯治場として活用されていたので建物も歴史を感じさせる造りです。
昭和29年には国民保養温泉地第一号の指定を受けました。国鉄時代はここまで鉄道が通っていたようです。
清掃を終えた部屋の扉が開いていました。
続いて、売店コーナーに。酸ヶ湯ビールというピルスナーが販売してました。
こちらは日本酒。
フロントには、カモシカの子どもの剥製が。弱っていたのを保護したのですが、残念ながら回復せずに亡くなったのだとか。天然記念物なので通常は展示できませんが、国が指定した施設なので展示可能なのだとか。
10時になり、喫茶コーナーがオープンしたので先ほどの酸ヶ湯ビールでも飲むかと思って行ってみると。。キリンビールとアサヒビールしか置いてません。せっかくなのだから置いておいてくれてたらいいのに。
でも、湯上りの一杯は最高ですね。
その後、売店奥にある「鬼面庵」という蕎麦屋があるのでそちらに行ってみました。水はこちらの八甲田の清水をコップに。
かけそばをいただきました。つゆは煮干しがきいてます。
酸ヶ湯蕎麦はつなぎを使用しておらず、先ほどの八甲田の伏流水を使用していて発酵させているので切れやすいようです。煮干しの風味が強いつゆに合う蕎麦で美味しかったです。こういうところの蕎麦ってもう少し適当なのかなと思ってたらきちんとした蕎麦でした。
その後、もう1つの男性専用の温泉に浸かって時間を潰してバスを待ちます。最後は売店で青森県産のリンゴを使用したリンゴジュースで。
充実した2時間15分でした。
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