安室養鶏場の木酢玉子を使用したふんわりサーターアンダギー

[さーたーあんだーぎーの店 安室]
02.グルメ・食べ歩き
02.グルメ・食べ歩き

ゴルフ仲間が急逝したという記事をこの記事の前に2つアップした。

1つ前の記事でも登場した急逝した彼の弟分のMさんが、彼が大好きだった食べ物を購入して棺に入れる準備をしているのをFacebookの投稿で知り、その中に安室養鶏所の「安室のさーたーあんだーぎー」があった。

彼が私に、「ここのサーターアンダギーは美味しいからぜひ買いに行ってみて」と何年も前から言っていたが、まだ買いにいけてなかったのを思い出して買いに行ってみた。

「さーたーあんだーぎーの店 安室」は、昭和30年に養鶏場を立ち上げて、昭和50年からサーターアンダギーの販売を開始した。

白糖と黒糖と店舗によっては紅芋の味があるようで、私が買いに行った石嶺店は白糖と黒糖のみの販売で両方を購入。

6個入りのプチを購入したかったが、黒糖はプチが売り切れなので通常の10個入りを購入。車の中で撮影したのは帰宅するまで待ちきれずに車内で食べてしまったから。

黒糖が10個入りの通常サイズ、白糖は6個入りのプチ。プチは1個のサイズも小さくて女性はプチのほうが食べやすいと思う。

サーターアンダギーは、小麦粉と卵と砂糖を混ぜて油で揚げたお菓子で、琉球王朝時代から食べられている。中国に「開口笑」という似たようなお菓子があり、これが伝わったと言われている。

「サーター」は砂糖、「アンダ」は油、「アギ」は揚げを意味する沖縄の言葉で、サーターアンダギー、もしくはサーターアンダーギーと呼ばれている。

原料の卵は安室養鶏場の「木酢玉子」を使用。安室養鶏所の卵は木酢と呼ばれる木材を乾留した時にできる酢酸を餌に混ぜていて、鶏の整腸作用に効き、卵臭さが取れる効果があるらしい。

その生みたての卵を使用して丁寧に揚げていて、食べると全く油っぽくなく、ふんわりとした食感で冷めても美味しくいただけた。

急逝した彼が美味しいよと言っていたのは間違いなかった。

ちなみにサーターアンダギーは揚げたときにこのように綺麗に割れていることが重要で、女性を象徴するお菓子と言われている。形が女性器に似ているからのようだ。いろいろなサーターアンダギーを食べてきたが、このように綺麗な形のサーターアンダギーは珍しいかもしれない。

一方、男性を象徴している「カタハランブー」というお菓子もあるらしい。男性の精巣をイメージしているお菓子のようで、こちらは食べたことがないので近いうちに食べてみようと思う。

     

I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

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