那覇を代表する「那覇めし」を創造するためのイベント「わったー那覇めしグランプリ決定戦」の第10回が本日、奥武山公園で開催されたので行ってきた。
ホームページにはこんな説明が。
観光立県の実現へと着実に歩を進める沖縄県、その県都那覇において、地域の特色を反映したアイデア料理を「那覇めし」としてブランド化を目指し、市内の飲食店の活性化と観光産業発展及び県経済振興に繋がることを目的とします。
わったー那覇めしグランプリ決定戦ホームページより
2020年3月に開催予定だった第9回がコロナ禍で中止になり、4年ぶりの開催だそうだ。
私が沖縄に移住したのが2020年10月なので私にとっては初めての「わったー那覇めしグランプリ決定戦」である。
今回、行ってみようと思った理由は、私のブログの人気コンテンツに毎年、その一年に食べた物の中から記憶に残る食べ物を年末に紹介する「フード・オブ・ザ・イヤー」という記事があるのだが、去年の2022年フード・オブ・ザ・イヤーのサンドウィッチ部門に取り上げた「ビストロムトウ」の「塩パンで玉子サンド」が第8回の「2018年わったー那覇めしグランプリ金賞」を受賞していて、系列店の居酒屋「むとう」が今回、新しいメニューのサンドウィッチを出品するのをインスタグラムで知ったので行くことにした。(※ビストロムトウは閉店したが、「塩パンで玉子サンド」はむとうで食べることができる。)
事前に調べると32店舗中、サンドウィッチを出品するのが、「むとう」以外に「しゃぶしゃぶと島豚料理 みなみ」と「オーバーラップ」も出品するので、そちらも食べてみることにする。
11時開場なので11時少し前に行くともうすでに多くの人が来場していて早めに開場していた。チケット制で1冊5枚で1000円(つまりチケット1枚200円)。
商品により枚数が違うので購入したいものを全て買うためには1600円必要なので2冊購入。
一番最初に購入したのは「むとう」の「チーズハムカツ 最高対至高」
チケット2枚なので400円。箱に入っていたので帰宅してからいただいた。
食パンにチーズとハムをサンドして左2つは衣をつけて揚げてカツに。右2つはトーストしていた。
食べた感想は、普通に美味しいのだが、「塩パンで玉子サンド」のようなインパクトはなかった。
次に購入したのは、那覇市久米にある「しゃぶしゃぶと島豚料理 みなみ」の「みなみのやわらかミルフィーユカツサンド」
こちらもチケット2枚なので400円。
渡されたサンドウィッチが1切れでイベントでは価格が上がるのは仕方ないけど、これで400円はちょっとないなぁと。
きびまる豚を使用しているカツサンドだったが味も微妙だった。きっとソースの量が適正ではなかったのだと思う。
那覇市長賞を受賞して1か月で2000食も売れてるらしいのが意外だった。
(※2023.4.4追記)
Facebookの一年前の投稿でこのミルフィーユカツサンドを空港で購入していて食べていた事を思い出した。この時は普通に美味しかった記憶がある。写真を見るとしっかりとパンにしみるぐらいソースがかかっているのでこのイベントの私が食べた最初の商品がたまたまソースが足りてなかっただけだとわかった。
次に「オーバーラップ」という那覇久茂地にあるバーが出品した「こだわり厚焼きたまごサンド マスカルポーネチーズ&トリュフ香るミートソース添え」
こちらはチケット4枚なので800円。
他の店の2倍の値段だが厚焼き玉子もパンもボリュームあり、これなら800円も納得できる。なにより「みなみ」の量の少なさの後なので余計にそう思えた。
「ベジタルサンドイッチ」という浦添市のサンドウィッチ屋さんが監修した厚焼きたまごサンドに、フレッシュな特製「マスカルポーネチーズ」と自家製「ミートソーストリュフ」がトッピングされている。
肝心のお味は、マスカルポーネもミートソースも要らないなと。厚焼きたまごが美味しかったのだが、どちらも邪魔していて残念。
近いうちに「ベジタルサンドイッチ」に行ってみたくなった。
食べ比べた3つのサンドウィッチの中では「みなみ」は受賞することは絶対にないと思う量と味で、「オーバーラップ」は、ソースが残念すぎたので、消去法で感動はなかったけど普通に美味しかった「むとう」の勝ち。先にも述べているように「塩パンで玉子サンド」のような感動はなかったのでこれでグランプリは厳しいかなぁと。
全て辛口コメントになってしまったが、忖度のない正直な感想。
オーバーラップの厚焼きたまごは美味しかったので監修しているベジタルサンドイッチを知ることができたのが収穫だ。
チケットは1600円分使用して400円残っているので那覇市港町にある「沖縄元祖 焼き鳥弁当 」の「沖縄元祖 焼き鳥弁当」を購入して帰った。
チラシが入っていたので見ると、安里の栄町市場に去年オープンした大統領という居酒屋の系列店と書いてあった。他にも屋冨祖の「やふそ鳥やす」や県内に7店舗ある「しにやす焼き鳥」も系列のようだ。
炭火の香りもする焼き鳥弁当で、400円なのでかなりお得。
グランプリはチケットを購入して食べた人が会場の投票箱に投票して決めるようだ。
食事券は2~5枚の範囲でお店によって違うのだが4枚や5枚の所は購入者数が2枚の所より苦労すると思うので4枚や5枚のところがグランプリをもし獲るとしたら、かなり価値があると思う。
グランプリは今夜発表されるようなので楽しみだ。
結果発表
1位は、ビストロ山城牛の極上いなり
2位は、むとうのチーズハムカツ最高VS至高
という結果になった。どちらも開場直後にすでに行列ができていたので前人気があり、更にチケット2枚のフードだったので食べた人が多かったのがそのまま投票に繋がったのだと思う。
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