2022年フード・オブ・ザ・イヤー Part1

02.グルメ・食べ歩き
02.グルメ・食べ歩き

毎年、その年に食べて記憶に残っているものを列挙しています。

2015年から開始して今年で8回目。歴代の記事のリンクはこちらをご覧ください。

2022年フード・オブ・ザ・イヤーのPart1ではラーメン部門、サンドウィッチ部門、 シーフード(魚介類)部門 、ハンバーガー部門、牛肉部門、豚肉部門、鳥肉部門、ジビエ部門、チャーハン部門、冷麺部門を紹介したいと思います。

そして次の記事のPart2ではその他の麺類部門、椀物・スープ部門、弁当部門、ご飯もの部門、その他の食べ物部門、スイーツ部門、コーヒー部門、最高の一杯部門を紹介しています。

その前に昨年のフード・オブ・ザ・イヤーで年末に食べて紹介するのを忘れていた鶏肉部門を1つ紹介しておきます。


沖縄の焼き鳥屋、「雷道(サンダーロード)」「だんご」

だんごというメニューなので、つくねだろうなと思ってオーダー

つくねであり、つくねではない、でもつくね。

いろんな軟骨入りのつくねを食べてきましたが、ここのが一番好きです。

美味しすぎて2本追加してしまいました。脂、身、軟骨の食感に塩加減が最高でした。


かき氷については今年も精力的に食べ歩きできたので2022年かき氷・オブ・ザ・イヤーで発表していますのでそちらもご覧ください。

ラーメン部門

ラーメン部門は5杯。

別ページで紹介していたラーメン・オブ・ザ・イヤーですが、ラーメンをあまり食べ歩かなくなり、去年からこちらでラーメン部門としてまとめるように変更したのですが、今年は5杯で豊作でした。

最初の一杯目は福岡の「明鏡志水」「淡麗塩」

瓢亭別館の元料理長の秋吉さんが作る澄んだスープに三つ葉の相性がぴったりで美味しかったです。


2杯目は、沖縄の屋冨祖にある名前のない会員制熟成肉のお店の高江州さんが1日だけ10食限定で提供した「hanautaら~めん」

パンチがあり後に引く普通のラーメンと認識して来店すると拍子抜けします。キレッ切れで何にも残りません。余韻だけです。もう水です。

と高江州さんが語ったラーメン。

どんなラーメンが出てくるかな?とワクワクしながら、出てきたラーメンスープを見て驚きました。

先日、福岡の明鏡志水でいただいたような澄み切った清湯スープかなと思っていたら、白濁はしてませんが、見た目が澄んでないです。しかし、飲んでみると、確かに澄んだ味わい。

体にすっと染み込んでいきます。高江州さんは水みたいなスープって言ったけど、水じゃないなと。

例えは良くないですが(笑)、体液と浸透圧が同じポカリスエットのようなスープだなと。

とにかく口にいれたスープがスーッと体の中に吸収されます。味変で入れた柚風葱油を入れるとこれまた最高。

美味しかったです。ラーメンスープは体に良くないので完飲しませんが、このスープは完飲しました。


3杯目は、沖縄の那覇にある「Noodle Dining 麺D」「淡麗冷やし煮干しラーメン」

冷たい麺の食べ歩きもしているのですが、こちらのラーメンは完成度、高かったです。スープはもちろんの事、麺が美味い。薄切りの穂先メンマが最高でした。


4杯目は福岡で今年の1月にオープンした会員制のラーメン屋「GYOKOTSUYA」「魚骨ラーメン」

天然真鯛の骨だけでダシを取ったスープ。

ミシュラン一つ星を獲得したこともある「割烹 味美」の料理人の河原畑豪二さんが8時間かけて煮込んでるスープは、魚の骨のスープなのでクリアなスープかなと思ったら豚骨ラーメンのように白濁したスープ。

全く魚臭くなく美味しくいただけました。


5杯目は福岡の「麺や翡翠」「醤油ラーメン」

こだわりぬいた醤油のブレンドは、深みや香ばしさを感じることができる素晴らしいスープに仕上がっていました。

サンドウィッチ部門

サンドウィッチ部門は5つ

1つめは沖縄県豊見城市の道の駅豊崎でキッチンカーで営業している「Kon’s Burger / コンズバーガー」「スペシャルバインミー」

ベトナム人のシェフが作っているので本格的なバインミーで美味しいです。現在は、糸満市に店舗も構えてそちらが本店になっています。


2つめは、沖縄の国際通りから脇道にそれてすぐの場所にある「Mogul macuri city/モグリマクリシティ」

(※本店だったこちらのお店は現在は閉じて、移転先を探しているようです。豊崎のイーアスに支店があります)

「癖が強いタルタルと照り焼きチキンサンド」

タルタルにしば漬けが入っていて美味しかったです。


3つめは、沖縄の那覇市にある「ビストロムトウ」「塩パンで玉子サンド」

2018年わったー那覇めしグランプリ金賞を受賞した一品。

塩パンと卵サラダの相性バツグンで私好みの味、特にパンが美味しいです。

(※2023.3.19追記:こちらのお店は閉店しましたが、那覇市松山にある「むとう」という系列の居酒屋さんで食べることができます。)


4つめは、沖縄の恩納村のカフェ「GOZZA/ゴッサ」の限定5食の「ヒレカツサンド」

久しぶりに美味しいカツサンドに出会えました。


5つめは、京都の喫茶店の「ボスケ」「トマトサンド」

酸味のあるトマトが爽やかで最高でした。トマト好きにはたまりません。

シーフード (魚介類) 部門

シーフード部門は13種類。

まずは沖縄の「泡盛倉庫」でいただいた「イラブー汁」

イラブー(海蛇)はシーフードのジャンルでよいのか微妙ですが、海にいる生き物なのでこちらで紹介します。

翌日もイラブー汁で有名なカナでイラブー汁をいただきました。どちらも美味しかったのですが泡盛倉庫でいただいたイラブー汁のほうの食感が好みでした。個体差などもあるかもしれません。

鰹節のような鶏肉のようなニシンのような味わいのイラブーは飲んでも食べても美味しかったです。


2つめは、広島の「シェ・ヤマライ」でいただいた「オイスターヴァリエ(殻付きカキのオーブン焼き5種)」

味付けは香草バター、ガーリックバター、ベーコンとカクテルソース、ピリ辛ペッパー、チーズの5種類。ふっくらプリって感じの火入れが絶妙で美味しかった。


続いて、ラーメン部門でも登場した沖縄の屋冨祖にある名前のない会員制熟成肉のお店の高江州さんが気が向いた時に営業する招待された人しか行けない「招待制の寿司屋」で食べたネタたち。

このお店が素敵なのはこの記事をご覧ください。

その中で記憶に残るネタを3つ紹介します。

毎回締めに出てくる「太刀魚の握り」

触ると崩れるぐらい繊細な握り。いつも、これを楽しみにしています。

続いて3度目の招待の時に進化していた「イカの握り」

透けるほど薄く削いだイカを千切りにして形を整えて握ったイカはねっとり感が更にアップされていて美味しかったです。

こちらも3度目の招待の時のスペシャリテのネタ。

「真っ赤になるまで茹でない海老」

海老は茹でるとアスタキサンチンがタンパク質から分離されて赤くなります。70度ぐらいのお湯で真っ赤になるのだとか。これを50度のお湯で活海老を茹でて旨味を逃がさないように調理。

旨味はもちろん、食感も最高でした。


6つめは対馬の「あなご亭」で食べた「黄金あなごの白焼き」

肉厚でフワフワ、表面はサクッと焼き加減が最高でした。


7つめのこちらは、飛び切り美味しかったというわけではなく、普通に美味しかったのですが、記憶に残るという意味で取り上げます。

ベトナムのフーコック島で食べた「海老みたいな?虫みたいな謎の甲殻類」

調べてみると英語圏では、Sand CrabsやSand Fleasと呼ばれている甲殻類のようです。ビールに合いました。


8つめは、同じくフーコック島。

漁師町のハムニンにある「フォービエン」で食べた「子持ちのシャコ」

内子が詰まっていて味が濃くて美味しかったです。


9つめは、上のシャコが美味しかったので、追加でオーダーしたイワシの刺身の「ゴイ・カー・チック」

前夜に別のお店で同じイワシの刺身を食べたのですが、そこでは感動はありませんでした。こちらのお店は間違いないと思い、食べると大正解。やはり鮮度が大事ですね。


10種類めは、壱岐の「壱岐リトリート 海里村上」で食べた「赤ウニ丼」

温暖化によりウニが獲れなくなっているので値段が高騰していますが、濃厚でありつつ爽やかな壱岐の赤ウニを14年ぶりに堪能できました。ちなみに一杯7150円でした。


そして11種類めは、もう1つ壱岐で感動したシーフードを紹介します。

「はらほげ食堂」「うにめし」

同じウニでも比較的安価なムラサキウニを使った炊き込みご飯。なんと950円。しかもご飯たっぷり。

口いっぱいに雲丹の香りが広がる最高なうにめしでした。


そして最後の12種類めは「宮古島の島エビ」を使った「素揚げと海老チャーハンとトムヤンクン」

私が大好きな宮古島のバーThinkのマスターの高田さんは漁師もしていて冬の深夜にフトミゾエビの漁に行き、それを島の料理屋さんに卸しているのだとか。その島エビを素揚げにするととても美味しいと聞き、どうしても食べたくて高田さんからいただくことができました。素揚げにすると柔らかく身もしっかりと入っていて最高級のかっぱえびせんに。翌日は、トムヤンクンと海老チャーハンにして島エビを堪能しました。

ハンバーガー部門

ハンバーガー部門は2つ。どちらも沖縄の名護市内です。

1つめは、「ウォーレンズプレイス 2.1 バーガー&ビアー」「ベーコンチーズバーガー」

 肉肉しいパティに厚切りベーコンも最高。バンズも美味い。


2つめは、「HEY」「HEYバーガー」

人気のハンバーガー屋さんのキャプテンカンガルーで10年働いた方が独立して今年にオープンしたばかりのお店。とてもバランスのよいハンバーガーです。タルタルソースのHEYソースが最高です。

牛肉部門

沖縄県「ジャッキーステーキハウス」「チャップステーキ」

一口大にカットされたヒレ肉を玉ねぎ・ピーマン・人参・ニンニクと一緒にジャッキーの特製のNo.1ソースで炒めています。スパイシーなケチャップ炒めみたいな感じ。ヒレ肉が柔らかくて本当にご飯が進みます。今まで、ジャッキーではノーマルなステーキをオーダーしていましたが、これを知ってからは高確率でチャップステーキをオーダーしています。

豚肉部門

豚肉部門は3つ。

1つめは沖縄県那覇市の「ぬーじぼんぼんニュータイプ」「チャーシューエッグ」

チャーシューの燻具合が最高でした。美味しかったのでチャーチューを一本購入して帰りました。


2つめは、沖縄県糸満市の「南部そば」の看板メニュー「南部そば」

テビチは秘伝のタレと黒酢としょうがで煮込まれていてプルプルで美味しいです。


3つめはサンドウィッチ部門でも登場した「Kon’s Burger / コンズバーガー」で週末限定で販売している「ブンティットヌン」(豚焼肉サラダ和え麺)

ベトナム在住時に食べていたストリートフードのブンティットヌンと同じレベルの物が食べることができます。豚肉の香ばしさとヌクチャムのソースの相性がバツグンです。

鶏肉部門

鶏肉部門は「ブエノチキン浦添店」「ブエノチキン」 

いろんなお店のチキンを食べ比べしたのですが、浦添店のチキンが一番美味しかったです。

ジビエ部門

ジビエ部門は沖縄県浦添市の「港川レストランrat&sheep」で食べた「山羊ハンバーグ」

山羊と豚肉の合い挽きでほどよく山羊の風味がしていて豚肉の脂の美味さも味わえるハンバーグでした。

チャーハン部門

チャーハン部門は3つ。今年は沖縄県内の美味しいと言われているチャーハンをいろいろと食べ歩きました。沖縄県2つと大阪府1つ。

1つめは、沖縄の中城村の「担々亭」「チャーシュー炒飯」

しっとり系の炒飯。美味しいです。欲を言えば、もう少し水分飛んでる方が個人的には好みですが沖縄ではトップクラスだと思います。(※人気店でしたが、11月に突然の閉店のお知らせが。どこかで復活すると張り紙に書いてありました。その後、2023年3月7日から隣に移転して営業再開しています。)


2つめは、「東洋飯店 那覇店」「チャーシュー炒飯」

担々亭がしっとり系ならこちらはパラパラ系。

厳密に言うと脂がコーティングされてるパラしっとり系。細かく刻まれたチャーシューの塩気が良い感じ。


最後の3つめは、去年から食べに行きたいなと思っていてタイミングが合わず、今年ようやく食べに行くことができました。

大阪の「ラーメンチョンマゲ」「玉子焼きめし」

食べたことのないフワッとした食感に昆布だしの旨味を吸い取っているご飯が最高でした。

冷麺(冷やし中華)部門

冷麺(冷やし中華)部門は、3つ。

1つめは沖縄県那覇市の「東江そば小禄店」で食べた「冷やし中華そば」

沖縄で美味しい冷たい沖縄そばをずっと探していたのですが、なかなか見つからず、今までEibunの冷やしぶっかけまぜそばぐらいしか食べたことがありませんでした。暑い土地なのであってもおかしくないのですが、温かい沖縄そばばかり。その探してた美味しい冷たい沖縄そばは、自宅から車で数分の東江そばの小禄支店にありました。

冷やし中華そば大盛りにジューシー自家製麺のコシのある縮れ麺の沖縄そばにチャーシューではなく沖縄らしく三枚肉がトッピングオーソドックスな酸味のあるタレが麺に絡み、さっぱりといただけました。最高でした。


2つめは、福岡の「豚そば月や 大名店」

大名店のみ提供してる夏季限定の「豚そば(夏)」

酸味のあるスープで美味しかったです。


3つめは沖縄県西原町にある「かでかる 琉球病院前店」「かでかる冷麺」

去年の2月に沖縄に遊びに来てくれた友人とゴルフを終えた後に、食べに行った、かでかる。

ワンタン麺が有名なお店でした。美味しかったのですが、全国の美味しいワンタン麺を食べ歩いてるので、色々と気になる点が。一番、気になったのは麺が残念やなぁと。自家製麺で丁寧に作ってるのですが、このスープにあってないなと。

でも冷たい麺なら、ここの麺が合うんじゃないかと思ってました。

夏季限定で冷麺をやってる事を知ったのですが、去年の9月に来たら、終わってました。

という事で一年越しで、かでかる冷麺を食べに行ったら、最高でした。冷水で麺が締まるので思っていた通りの美味しさでした。

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2022年フード・オブ・ザ・イヤー Part2
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I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

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