伊豆の高原に造られた加藤俊輔のマスターピース

[伊豆ハイツゴルフ倶楽部]
03.日本のゴルフ場
03.日本のゴルフ場

静岡県の伊豆ハイツゴルフ倶楽部

1986年に伊豆ゴルフ倶楽部として開場。設計は加藤俊輔

2014年にマレーシア系の企業が買収し、伊豆ハイツゴルフ倶楽部の名称に変更。

標高543mにあるのでHeights(高地)という名前が付けくわえられたようだ。

「アメリカのゴルフ誌で世界の名コース・ベスト100に選ばれました」とホームページには紹介されている。どの雑誌でいつ頃?と思い、調べてみたが詳しいことはわからなかった。

おそらくアメリカのゴルフダイジェスト誌で世界のベスト100コースの企画の中で日本のゴルフコーストップ20に入ったことがあるのではないかなといろいろな情報から想像できるのだが、確証を持てるところまではたどりつけなかった。

今回、伊豆ハイツをラウンドすることになった経緯は、関東在住のゴルフコースマニアの友人から「近々、閉鎖する伊豆下田CCをラウンドしませんか?」というお誘いから始まった。

伊豆下田CCは機会があればラウンドしてみたい私のコースリストに入っていたので喜んで誘いを受けることにした。

そして、リストに入っていた中伊豆グリーンクラブと伊東カントリークラブも併せてラウンドしたいと友人にお願いをして予約をしてもらったのだが、中伊豆グリーンクラブが予約がいっぱいだったので、その代わりに友人のチョイスで伊豆ハイツGCを予約してくれたというのがラウンドした経緯だ。

結論からいうとラウンドして良かったと思えるコースだった。

加藤俊輔氏が設計したコースは今まで15コースラウンドしてきた。(ラウンドした順)

ニュー南総GC(千葉県)、阪奈CC(大阪府)、リベラルヒルズGC(福島県・東日本大震災により閉鎖)、太平洋C市原(千葉県)、美杉GC(三重県)、太平洋C御殿場(静岡県)、片山津GC白山(石川県・改造を担当)、篠山GC(兵庫県・増設9ホール)、東条GC(兵庫県)、片山津GC加賀(石川県)、野母崎GC(長崎県)、JFE瀬戸内海GC(岡山県)、太平洋C江南(埼玉県)、いなみCCフジ(和歌山県)、那智勝浦GC(和歌山県)、ファイブエイトGC(栃木県)

ラウンドした15コースの中にはもちろん、代表作と言われている太平洋C御殿場やJFE瀬戸内海GCも含まれているが、伊豆ハイツGCが今までラウンドしてきた加藤俊輔設計コースの中で私は一番好きなコースになった。

とにかく変化があり、メモラビリティが高く、短いホールも考えさせるホールが多く飽きさせない良いコースだった。

ティーはレギュラーティーからティーオフ。

1番ホール 536ヤード パー5

緩やかな打ち上げのパー5

2番ホール 301ヤード パー4

距離の短いパー4

3番ホール 358ヤード パー4

フェアウェイがウェイストエリアに囲まれているシグネチャーホール。

8番ティーあたりから3番ホールを見下ろした風景。

私のティーショットは右サイドのウェイストエリアに。

フェアウェイからグリーンを見た風景

4番ホール 152ヤード パー3

池越えのパー3。(奥の7番グリーンと共有)

グリーンから左を見ると富士山が見えた。

左が7番グリーンで右が4番グリーン。

5番ホール 504ヤード パー5

左ドッグレッグのパー5

6番ホール 369ヤード パー4

富士山に向かってティーショットするストレートなパー4

7番ホール 291ヤード パー4

距離の短い池越えのパー4

グリーンは4番グリーンと共有していてオーバーすると4番グリーンに。

4番ホールを終えて5番ティーに向かう途中の茶店から7番ホールを振り返った風景。

8番ホール 179ヤード パー3

距離のあるパー3。グリーンは大きいが3段に分かれているのでロングパットが残ると厳しい。

9番ホール 394ヤード パー4

豪快な打ち下ろしで左ドッグレッグのパー4

セカンドも打ち下ろし。

10番ホール 343ヤード パー4

ストレートなパー4

セカンドは左が危険。

11番ホール 399ヤード パー4

緩やかな打ち上げで距離のあるパー4

12番ホール 179ヤード パー3

レダンタイプのパー3

13番ホール 553ヤード パー5

左ドッグレッグのパー5。飛距離の出るゴルファーは左の木越えでショートカット。

14番ホール 340ヤード パー4

フェアウェイ右サイドにバンカーがあり、フェアウェイが二段(左が高く、右が低い)に分かれているパー4。

グリーン手前にはクリークが流れている。

15番ホール 516ヤード パー5

豪快な打ち下ろしで左ドッグレッグのパー5

セカンドも打ち下ろし。グリーンは正面センターの木の裏側。開場時はここまで木が成長していなかったのだと思うが、成長してグリーンが見えなくなっているのが残念だった。

三打目は打ち上げ。

16番ホール 158ヤード パー3

池越えのパー3。グリーン奥も池だがグリーンが大きいのであまり気にならない。

17番ホール 361ヤード パー4

打ち上げで右ドッグレッグのパー4。ティーショットは正面の木を狙うのがベスト。

グリーンは元々、高低差のある2段グリーンだったがラウンドしたときは下段のグリーンが使用されていた。

18番ホール 445ヤード パー4

距離のあるセカンドが池越えのパー4

ティーショットで距離が出ないとセカンドショットがかなり厳しい。右手前にスペースがあるが、こちらも狭いので難しい。

グリーンから振り返った風景。

     

I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

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