2019年4月以来の5年ぶりの台湾。
前回は移住先候補のマレーシアのリサーチで乗り継ぎで訪れた。
その後、コロナ禍になり、コロナ禍中の海外移住を諦めて国内で暖かい沖縄に移住する事に。
結果、移住先が居心地の良い沖縄でよかったと思う。
その時の台湾も4年ぶりで食べ歩きとゴルフを久しぶりに楽しんだが今回は乗り継ぎの1時間半の空港のみの滞在の予定だった。
桃園国際空港のターミナル2に到着し、ホーチミン行きは同じチャイナエアラインなのにターミナル1に移動。
桃園空港での乗り継ぎは初めてだったが、ターミナル間が繋がっていて徒歩で外に出ずに乗り継ぎ可能だった。
乗り継ぎまで、ターミナル内にある台湾のクラフトビールが飲めるバーで飲もうと思っていたら、那覇発の便の出発が遅れたので搭乗まで25分しかない。。
しかし那覇でとクラフトビールを飲み逃してるのでなんとか飲みたいという強い意志で早足で移動して、台湾のクラフトビールが飲めるSunmai Barに。
ゆっくり飲みたかったが一杯だけいただいた。
台湾では国営「台湾啤酒」が100年もの長い間、ビール市場を独占していたが2002年に台湾がWTOに加盟する事をきっかけに、酒の製造も民間企業に解放。
2004年に「龍昇酒業製酒廠 / Le Blé dOr Brewery」が台湾初の民間ブルワリーとして開業し「金色三麥」というブランドを立ち上げた。
私は、2002年ごろから2007年頃までは台北に事務所を置き、仕事で頻繁に行き来していたが、このビールの存在を知らなかった。
台湾の民間のビールといえばカバランウイスキーが作ってるビールは飲んだことある。
「金色三麥」の三麥とは「大麦・小麦・黒麦」を意味し、輸入麦芽・水・チェコ産のホップのみで他に一切の穀物や糖類、防腐剤を加えずドイツ仕込みの醸造技術で製造。
醸造所の名前「Le Blé d’Or」はフランス語で「黄金の麦芽」という意味だそうだ。
台北ナビの2016年の記事によると、「金色三麥」のレストランは台湾全土に10店舗、中国に2店舗ある。
開業当初はアンバー、ダーク、ヘーフェヴァイツェンの3種類を醸造していたが、しばらくして台湾独自の龍眼蜂蜜を使ったハニーラガーの蜂蜜啤酒を醸造。
台湾産の龍眼蜂蜜は毎年春の4週間しか採取できないという希少価値の高い蜂蜜。
ハニーラガーは2009年International Beer Competitionで金賞、2014年にはビール界のオリンピックと言われているWorld Beer Cupのハニーラガー部門でも金賞を受賞した。
現在は定番商品以外に台湾産の蕎麦粉などアジアで入手可能な素材を使ったシーズナルビールを毎年4種類、期間限定で発売。
ハニーラガーは飲みやすく、柔らかい味わいで美味しかった。
次回は台北市内のレストランでゆっくりと味わいたい。
ビアバーと乗り継ぎゲートが遠すぎて駆け足で移動したので一杯だけで酔いが回りほろ酔いに(笑)
その後も、何度かホーチミン出張が続き、4度目の出張の時は時間通り到着できたのでボトルのビールを楽しんでみた。
左がDark Honey Ale / 暗黒蜂蜜、右がHoney Lemon Lager / 檸檬蜂蜜啤酒
ダークハニーラガーはコクがあり、ハチミツも感じるのでキャラメルのような風味があるエール。
ハニーレモンラガーはレモンの香りが爽やかでラドラーっぽい飲み口に仕上がっていてどちらもおススメ。
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