せっかく香川県に来ているので、うどんも食べることに。
ざるうどん発祥の店、創業1950年の宗家 川福本店に。
大阪にも川福といううどん屋があるが、そちらは創業者の次男が開業した分家のようだ。
昔、冷たいうどんは、水を張った鉢に麺を入れた「冷やし」というメニューのみで、創業者の竹川二矩男は、ざるそばを参考にざるうどんを考案した。
ざるそばは、「蕎麦の先に出汁をちょこっとつけて、一気にすすって蕎麦の香りを楽しむ」という食べ方だが、竹川は、「たっぷりと出汁をつけて、うどんの喉越しを味わう」という食べ方を目指して、うどん作りを進めた。
まずは、喉越しの良い麵を目指して表面を滑らかにするために加水量を減らした。
そのために、麺を踏む時間が2倍以上になったようだ。
そして喉を通る時間が少しでも長くなるように麺を1mぐらいになるよう打ち込んだ。
さらに麺の太さは割りばしの先の太さの約4mmぐらいにして、一度にたくさんの麺を喉に通して、とにかく喉越しを味わえるようにという工夫をして提供した。
ざるうどん
せっかくなので大盛り(1.5玉)にしていただいた。
じっさいに、うどんは長く最初はめんつゆに入れるのが苦労した。
たしかに喉越しがよく人気なのがわかる。
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