7月下旬にアイルランドに行きます。
アイルランドで美味しくお酒を飲むために、そろそろアイリッシュウイスキーやアイルランドのお酒の予習を始めます。
祇園の行きつけのバー ベスパに。
スコッチスイスキーは昔からよく飲んでいて詳しいのですが、アイリッシュウイスキーって今まで適当に飲んでいて、まじめに向き合って飲んだことがなく、いい機会なので予習することに。
アイリッシュウイスキーで唯一好んで飲んでいたのはカネマラ。アイリッシュウイスキーで唯一、ピートが効いたウイスキー。
アイリッシュウイスキーとスコッチウイスキーの大きな特徴の違いはアイリッシュウイスキーには三回蒸留が多いのに対して、スコッチウイスキーは二回蒸留が多く、蒸留の回数が多いとマイルドになるので傾向としてアイリッシュウイスキーのほうがまろやかなウイスキーが多いようです。
あとウイスキーの綴りがスコッチがWhiskyに対してアイリッシュはWhiskeyと”e”が入っていることが多いことも有名です。
(ちなみにジャパニーズウイスキー、カナディアンウイスキーはスコッチと同じくWhisky、アメリカのバーボンなどはWhiskeyとアイリッシュと同じ表記が多いです。アメリカがアイリッシュウイスキーと同じ表記が多いのはアイルランドからの移民が多いことも関係しているのかもしれません。)
うんちくはこのぐらいにして、アイリッシュウイスキーの飲み比べに。
かつてはアイルランドはスコットランドよりウイスキーの蒸留が盛んでしたが、1920年代以降衰退してしまい、蒸留所の数が激減しました。
その中でも定番中の定番の銘柄はブッシュミルズとジェイムソンの2つが挙げられます。
そして最近、アイリッシュウイスキーが復活の兆しがあり、、ブッシュミルズとジェイムソンに継ぐ、第三勢力として1989年から蒸留を始めたクーリー。
というわけで最初の飲み比べはブッシュミルズとジェイムソンとクーリーが復活させたワット蒸留所のターコネルを飲み比べします。
右からジェイムソンのスタンダード(シングルポットスチル、モルト、グレーンの3回蒸留の3種類をブレンド。※シングルポットスチルはまた別の機会に記事にします。)
ブッシュミルズのシングルモルト10年(3回蒸留)
ターコネルのシングルカスクの15年(2回蒸留)
ターコネルのシェリーカスクの10年(2回蒸留)
やはり3回蒸留はまろやかで飲みやすい。
ターコネルはノンピートでスッキリした飲み口。
アイリッシュウイスキーも奥が深いですね。
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