都内のお気に入りのバーを二軒、紹介したのでもう一軒、お気に入りのバーを紹介しておきます。
そのバーは浅草にあるバー・ドラス。
先の二軒のブートレッグ、アンティークは通い始めて16年と10年ぐらいになります。一方、ドラスは通い始めてまだ1年と歴が浅いのですが先の二軒と同じぐらい気に入ったバーです。
そして元々、ドラスを知ったきっかけが印象深いのです。
2016年の年末に京都のお気に入りのバー、カルバドールの高山さんと偶然、伊丹発羽田行きの飛行機で席が隣り合わせになったことがきっかけ。
お互い、「何してるんですか!(笑)」と声をそろえて驚きました。
聞いたところ、高山さんは東京に寿司を食べに行くのだとか。
そして私が「都内でいつも飲みに行くバーを教えてくださいよ」と聞いて教えてくれたのがバー ドラス。
オーナーバーテンダーの中森さんは、コニャックにこだわりフランスに買い付けに行ったりしてるらしい。
去年は高山さんと一緒にフランスに行ったりしていた仲なのだとか。
そんなわけで、一番最初に訪れたのは2017年1月。
ドラスはゲール語で扉という意味。オープンしたのは2005年。
内装はこだわったヨーロッパの調度品やタイルで作られていました。
スタートは中森さんがブレンドしたハウスコニャックでフレンチハイボールを。
こちらがブレンドされたハウスコニャック。
続いて作り方にこだわったサイドカー。とにかくまろやかなサイドカーでした。
サイドカーに使用されたコニャックはこちら。
そしてコニャックの飲み比べを5杯いただきました。
コニャックは水との相性が良くないので口をリセットするときには水はオススメしないなどいろいろと勉強になりました。
試しに水を飲んでからコニャックを飲むとエグ味が感じられました。
リセットするには羊羹がいいらしい。この羊羹もこだわりの自家製。シャルトリューズを少し香りづけにいれているのだとか。
こちらは中森さんが一番思い入れのあるコニャックのギィ・ピナールのコニャック。
中森さんはヨーロッパを旅しながらお酒を仕入れている記録をまとめた「旅するバーテンダー」という書籍も出版されていてそこに登場するコニャックです。
高山さんも本の中で登場していました。
グランドシャンパーニュからファンボア地区、ボルドリと土地の違いを味わいながら、最後はレアな葡萄から作られたコニャックで。
こちらがレアな葡萄から作られたコニャック。
楽しく幸せなひと時でした。
その後も何度か足を運びましたが、ドラスにはいろんなバーのオーナーも来店していて出会いもありました。
最初の訪問から一か月経って訪れた時はニューヨークの有名なバーMaceのオーナーバーテンダーと出会いました。
ハウスブレンドのコニャックを使ったB&Bからおすすめのコニャックを。
途中からニューヨークの人気のバーMaceのオーナーバーテンダーが来店。
少しだけ会話をし、名刺をいただきました。
今年の5月にニューヨークに行くので飲みに行く約束をして解散。
結局、5月には時間が取れずに未訪なので次回のニューヨークの時には必ず立ち寄りたいと思います。
こちらはギィ・ピナールの特別なコニャック。
そして一番最近に訪れた2018年1月には静岡のバーノンエイジのオーナーバーテンダーの井谷さんとお会いすることができました。
この時、深夜1時過ぎに一人でふらりと飲みに来ていたら、先客が。その方が井谷さんでした。
会話の中にまたまたカルバドールの高山さんの話が出てきたので話に入らせていただきました。
名刺をいただいて静岡に訪れることがあれば伺いますと言って3時前に帰宅。
この時は、出来上がったばかりの自家製グレナデンシロップを使ったジャックローズからスタート
続いてコニャックのDelamainの30年物を。
締めは氷を使わないこだわりのB&Bで。氷を使わないのは先ほど説明したようにコニャックは水を嫌うから。
コニャック以外もヨーロッパのお酒にこだわっているのでこれからも通い続けたいと思います。
BAR DORAS(バー ドラス)
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