夕食は海口国贸エリアにある龙泉人家乡味 海南老字号(国贸店) へ。

実は今回の海南島の滞在でゴルフ旅仲間の台湾在住のYさんも偶然に同じタイミングで海南島に来ていたのを彼のFacebookの投稿で知った。
彼に連絡を入れると、ちょうどこの日、海南島のシャンキンベイから海口に戻ってくるらしい。私が数日後に訪れるゴルフ場である。
この話の流れで、ぜひ一緒に食事しましょうということになったのだ。
Yさんと初めて会ったのは6年前の台北で、その後も日本で会ったりしていて今回で3回目か4回目になる。
今のところ一緒にはゴルフはしていないが、同じく世界中のゴルフコースを巡る旅をしているのでよく情報交換をしている仲だ。
以前、私は世界中のコースを積極的にラウンドしていたが、最近は時間がなくなったので海外に出るペースは落ちているが、私に代わり、Yさんは今、一番日本人の中でアクティブに世界中のコースをラウンドしている人だと思う。
久しぶりの再会で話が弾んだ。
Yさんと初めて台北にあった時の記事
龙泉人家乡味は、海南料理の老舗で、名物の椰子鶏火鍋を食べられるので訪れた。
この店では、原味椰子鸡汤というメニューがそれらしい。


海南島では、文昌という地域で育てられている文昌鶏という鶏が有名でココナッツを餌にして育てられている。

椰子水を使ったスープ
椰子鶏火鍋は、水ではなく、たっぷりのココナッツジュース(椰子水)を使っている。
運ばれてきた鍋のスープはクリアで、ふわっと甘い香りが立ちのぼる。
鶏肉を先に煮て、スープをすくって一口。
ココナッツの風味と鶏の旨味が混じり合っていて、優しくて深い味わいだった。
甘さが自然で、油っぽさはなく、飲むと体にすっと入っていく感じがする。


椰子鶏火鍋は、海南ならではの食材であるココナッツを存分に感じられる料理だった。
薬膳の香りがほんのり効いているがクセはなく、シンプルで体にやさしい。
海南の夜にぴったりの一品だった。

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