スコットランドゴルフ旅の第4ラウンドはノースベリックゴルフクラブ。
North Berwickと綴るのでノースバーウィックと発音する人もいますがスコットランド人はこれでノースベリックと発音するらしい。
地元の人達はウエストリンクスという愛称で呼んでます。
これはノースベリックの街に東側にグレンゴルフクラブというリンクスがあり、こちらをイーストリンクスと呼びに対して、ノースベリックが西側にあるのでウエストリンクス。
ノースベリックゴルフクラブは1832年に設立。
各ホールにはホール名がつけられていて、特に15番のパー3のレダンは世界中のコースでコピーされている名ホールと言われているのでラウンド前から楽しみにしていました。
2013年の世界ゴルフ百選では68位にランクインしています。
そして7番、9番、15番ホールは、The 500 World’s Greatest Golf Holesにも選出されています。(更に15番ホールは全リンクスの中で素晴しい18ホールが選出されるThe Best Links Holesにも選出)
更に15番のレダンはこの500ホールの中から18ホールだけ選ばれるThe Best Links Holesにも選出されています。
実際、ラウンドした感想は、素晴らしいコースで感動の連続でした。
今まで私がラウンドしたコースの中で一番好きなコースはペブルビーチゴルフリンクスだったのですが、それに匹敵するぐらいの感動がありました。
ペブルビーチとノースベリック。
ペブルビーチは感動がダイナミックに伝わる緩急があるコース。
ノースベリックは感動がずっとジワジワと続き、全ホールがワクワクするコース。
感動の波が違うので比較できず私の中では両方No.1のコースになりました。
動がペブルビーチで静がノースベリックでしょうか。
ティーはブルーティーから。
1番ホール(Point Garry (out)) 312ヤード パー4
右に海が続く距離の短いパー4
セカンドは窪地越え。
グリーンから振り返った風景
2番ホール(Sea) 414ヤード パー4
右に海岸線が続く、距離のあるパー4
1番もプレッシャーを受けるレイアウトでしたが、この2番もプレッシャーがあります。
安全に左に逃げるとセカンドが厳しくなるので勇気が試されるホール。
3番ホール(Trap) 444ヤード パー4
ストレートで距離のあるパー4
コース途中には壁があります。子どもたちがコースを横切り海岸に向かってました。
4番ホール(Carlekemp) 168ヤード パー3
グリーン奥からコースを振り返った風景。
5番ホール(Bunkershill) 359ヤード パー4
右ドッグレッグのパー4
グリーンからコースを振り返った風景
6番ホール(Quarry) 139ヤード パー3
グリーンがバンカーに囲まれているパー4
手前に横長のバンカーが1つ。左右に2つずつのバンカーが配置されています。
7番ホール(Eil Burn) 344ヤード パー4
グリーン手前にクリークが横切っているパー4。
The 500 World’s Greatest Golf Holesに選出されています。
8番ホール(Linkhouse) 487ヤード パー5
ストレートなパー5
9番ホール(Mizzentop) 502ヤード パー5
やや左ドッグレッグのパー5
The 500 World’s Greatest Golf Holesに選出されています。
ここから折り返してクラブハウスに戻ります。
10番ホール(Eastward Ho!) 153ヤード パー3
11番ホール(Bos’ns Locker) 523ヤード パー5
12番ホール(Bass) 363ヤード パー4
ティーショットはクリーク越えで左ドッグレッグのパー4
13番ホール(Pit) 362ヤード パー4
セカンドがPitと呼ばれる壁越えになるパー4
グリーンは遠く左サイドに見える壁の向こうにあります。
グリーンが見えてきました。
同伴者の若い飛ばし屋の白人は強いフォローの風もあり、ティーショットをグリーン手前まで飛ばしていました。
グリーンからコースを振り返った風景。
14番ティーから13番グリーンを振り返った風景。
14番ホール(Perfection) 358ヤード パー4
左ドッグレッグでセカンドが海辺のグリーンに向かって打ちおろしのブラインドショットになっているパー4
セカンドは写真中央にある目標物のある下に丘越えのブラインドショット。
グリーンからコースを振り返った風景
ホールアウトしたら後続組のためにこの鐘を鳴らして知らせます。
15番ホール(Redan) 178ヤード パー3
世界で最もコピーされているホールのレダン。
The 500 World’s Greatest Golf Holesに選出されている。
グリーンは左斜め45度に伸びていてそれに沿ってバンカーも左に配置されています。
16番ホール(Gate) 360ヤード パー4
コース途中にクリークが横切っていてグリーンの形状がとてもユニークなパー4
ティーショットがこのクリークを越えるとセカンドショットが楽になります。
グリーンが斜め45度に縦長になっていてグリーンの途中が窪んでいます。
このグリーンの真ん中が窪んでいる形状は、C・B・マクドナルドやセス・レイナー達がコピーしているビアリッツグリーンに似ています。
ビアリッツグリーンで有名なビアリッツゴルフクラブは現存してませんが、ノースベリックでグリーンキーパーを務めたウィリー・ダン・Jr.がビアリッツGCを設計したのでパー4とパー3の違いはありますが、このホールが元祖と考えてることもできます。
この日のピンは窪んだ奥側に。
私のセカンドは運よくピン横のカラーまで転がったのでラッキーでしたが、ボールの場所によっては3パット以上も覚悟しないといけないグリーンでした。
グリーン奥から振り返った風景
こちらはグリーン横からみたグリーンの窪地。
17番ホール(Point Garry (in)) 405ヤード パー4
グリーン手前に長いバンカーが横切っているパー4
グリーンは打ち上げになり、このように右斜め奥に向けて横長のバンカーが横ぎっています。
コースを振り返った風景
18番ホール(Home) 269ヤード パー4
距離の短いパー4
コースの右側には駐車場があり、駐車された車が常に満車の状態。
スライスしたら車に傷つけてしまいます。距離も短いのでアイアンでティーショット。
何度も訪れたい素晴らしいリンクスでした。
コメント
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