昨夜、ショットバービットで飲んでいる時にバーテンダーの方に「いろんな発祥の店とか発祥の地を巡るのが好きなんですよ」という話をしていたら、「肉じゃがも呉が発祥の地の1つと言われているのご存知ですか?」と教えていただきました。
その情報をいただき、肉じゃがについて調べてみました。
イギリスのポーツマスに留学していた東郷平八郎がイギリスで食べたビーフシチューを気に入り、日本に帰国した後、海軍の軍艦で料理長に似たようなものを作ってほしいと依頼して艦内にある素材と調味料で作ったのが肉じゃがの始まりと言われています。
そんなこともあり、東郷平八郎が司令官として赴任した舞鶴鎮守府があった舞鶴市が1995年に「肉じゃが発祥の地」を宣言しました。
そして、その3年後の1998年に呉市も「肉じゃが発祥の地?」と?マークをつけて舞鶴市に配慮した形で発祥の地を宣言しました。
東郷平八郎が舞鶴に赴任する10年前に参謀長として呉鎮守府に赴任していたことが根拠であるようです。
現在は舞鶴も呉も両方が発祥の地ということで認め合っている仲なのだとか。
舞鶴なのか呉なのか、どちらかわかりませんが海軍の軍艦内で作られたというのが有力な説のようです。
実際、材料も海軍カレーの材料とほぼ同じですから船内に物資補給するのも効率がよいので、海軍の食事として広まったのは間違いない事実です。
そんな肉じゃがをいただけるお店にやってきました。
舞鶴にもその後、肉じゃがを食べに行く機会がありました。
その時の記事はこちら「舞鶴は肉じゃが発祥の地」
田舎洋食 いせ屋
店内はレトロな雰囲気。創業1921年(大正10年)なのだとか。
名物のカツ丼も気になり一緒にオーダーしたかったのですが、この後の食べ歩きもいろいろあるので、肉じゃがとライスだけをオーダー。
肉じゃがは海軍の当時のレシピをそのままに再現。
甘めの味付けがご飯に合います。
田舎洋食いせ屋
広島県呉市中通4-12-16
0823-21-3817
営業時間 11:00~15:00、17:00~20:00 木曜休み
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