昭和30年代に山形の酒田で作られたカクテルの雪国。
明日の夜はいよいよ酒田のケルンにオリジナルの雪国を飲みに行きます。
今まで、自宅で雪国を自作。
そして、京都のバー、幾星で現代風にアレンジした雪国を味わってきました。
出発前にもう一軒、雪国をアレンジしてもらい、飲んでみたいバーがありました。
シアトルのスピークイージーのBible Clubの海外初出店のBible Club Osaka。
昨年のフード・オブ・ザ・イヤーの最高の一杯部門でも選ばさせていただいたパーです。
まずは、前回飲んでなかった吉田さんのオリジナルカクテルのセレンディピティ。私が大好きなパリのバーヘミングウェイのセレンディピティとは別のカクテルです。
トロリとしたネクターのような濃厚さの中に様々なスパイスが複雑に絡み合いまさに神々が飲んでいた生命の酒ネクタルとはこのような飲み物だったのかなと思わせるカクテルでした。
続いて、吉田さんにアメリカナイズさせた雪国を特別にお願いして作っていただきました。
基本のレシピは加糖されたライムコーディアルですが、バイブルクラブが使用しているライムジュースにコアントローの分量を調整して甘さ控え目に。
そしてミントチェリーの代わりにジファールのミントリキュールのマントパスティーユをほんの少し。
スノースタイルの砂糖はクオーターで。
仕上げにアブサンのスプレーを。
アブサンの香りが昭和のカクテルを現代風に変化してくれて、素晴らしい雪国でした。
二杯で切り上げるつもりが気分が良くなり、もう一杯。
Aviationというカクテル。このカクテルについてはまた後日、ここに説明を。
さらに機嫌がよくなりもう一杯。
マルガリータの日からマルガリータづいているのでバイブルクラブ風マルガリータをオーダー。するとポートランドの本家バイブルクラブの女性オーナーバーテンダーのオリジナルカクテルのマルダリータというマルガリータの派生カクテルがあるのだとか。それをいただきました。テキーラにアネホ、オレンジリキュールをコアントローではなくグランマルニエなど少しリッチな材料で作られたマルダリータ。
濃厚なマルガリータといった感じでしょうか。美味しかったです。
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