福岡県の駅弁「かしわめし」食べ比べ

02.グルメ・食べ歩き
02.グルメ・食べ歩き

福岡の郷土料理の「かしわめし」

うどん屋さんのサイドメニューにも必ずあり、駅弁も多くの駅弁屋が販売している。

今回、宿泊したホテルが博多駅の近くだったので、博多駅で代表的な2つの駅弁のかしわめしを購入して、食べ比べしてみた。

購入したのは東筑軒の「かしわめし」と中央軒の「かしわめし」

東筑軒「かしわめし」

1921年(大正10年)に折尾駅・直方駅の弁当業者・筑紫軒として創業。その後、合併し、1955年(昭和30年)に東筑軒に社名を変更。

かしわめしは、筑紫軒の時代に、鶏のスープの炊き込みご飯に、鶏肉と卵を使用して考案して発売。

「鶏肉以上にご飯が旨い」と言われている炊き込みご飯。鶏肉とガラで取ったスープに調味料を足して炊飯している。この調味料の配合は、創業者の本庄巌水の妻スヨが開発し、門外不出の一子相伝の味として代々女性のみに受け継がれている。

確かにご飯が美味い。そして海苔の香りが爽やかで一気に完食してしまった。

中央軒「かしわめし」

1913年(大正2年)に神武紀之絵(こうたけきのえ)が光和軒を創業。日本で初めての鶏めし駅弁「かしわめし」を販売。

その後、鳥栖駅の駅弁業者の八ッ橋屋(創業1892年)などとの合併などにより、中央軒に。

現在は鳥栖駅、新鳥栖駅、久留米駅などで駅弁を販売しているが、当時のかしわめしのパッケージを復刻した「かしわめし(復刻版)」を博多駅限定で販売している。

盛り付けも、順番は違うが鶏肉、錦糸卵、刻み海苔を斜めに盛り付けているのは東筑軒と同じだ。

東筑軒は大正10年、中央軒は大正2年にかしわめしを販売開始したので、中央軒(当時:光和軒)がこの盛り付けを考案して、東筑軒(当時:筑紫軒)が参考にして似せて発売したのだと思う。

鶏肉は東筑軒より中央軒の鶏肉のほうが食感、味付けも私の好みだった。

炊き込みご飯と錦糸卵と刻み海苔は東筑軒、鶏肉は中央軒のコンビネーションで作る「かしわめし」があれば最高かもしれない。

     

I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

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