海南島の滞在も明日の朝が最後。
この日は夕方から少し時間ができたので、ホテルの近くを散歩することにした。
向かったのは、「万緑園」。
名前のとおり、どこまでも緑が続く広大な公園で、夕方になると凧揚げを楽しむ子どもやジョギング、太極拳をする地元の人たちで賑わっていた。


園内をゆっくり歩いていくと、対岸へと続く歩行者専用の橋が見えてきた。
橋の上に立つと、遠くに傾きかけた太陽の光が水面に反射し、揺らめいていた。


橋を渡りきると、そこはジョギングロードで、ランナーたちが走り抜けていく中、夕日を楽しむ地元の人たちも多数いた。
この対岸のエリアは「世紀公園」と呼ぶらしい。


海に沈む夕日を見ながら歩き続けると、未来的な建築物が姿を現す。
曲線のガラスと、低く滑らかなフォルム。
まるで宇宙船のような建物は2021年に建てられた「雲洞図書館」だった。


図書館でのんびりと過ごそうと思っていたが、週末だからだろうか、人が多く落ち着かないので外から建物の見学だけして夕食を食べに行くことにした。



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