バンコク最後の夜を締めた、ラテンの空気をまとうホテルバー

[BKK Social Club]
02.グルメ・食べ歩き
02.グルメ・食べ歩き

バンコク最後の夜は、BKK Social Clubに行った。

Four Seasons Hotel Bangkok at Chao Phraya River(フォーシーズンズホテル バンコク アット チャオプラヤーリバー)の中にあるバーである。Asia’s 50 Best Bars 2025で19位、The World’s 50 Best Bars 2025で49位に選ばれていて、今のバンコクを代表するホテルバーのひとつと言ってよい。

このバーが面白いのは、ただ高級ホテルの中にある洗練されたバーというだけではないところである。Four Seasonsはこの店を “Latin American glamour meets Thai hospitality” と表現していて、「ブエノスアイレスとバンコクの共通点から着想を得た場所」と紹介している。ここで言う共通点は、街並みや歴史が似ているということではなく、両都市に共通する華やかで社交的な夜の空気のことなのだと思う。人が集まり、会話を楽しみ、少し艶のある時間が流れる。そのブエノスアイレス的な社交文化を、バンコクの高級ホテルバーの中で再構成したのがこの店なのだと思う。

広いホテルの中を歩いてバーに到着したが、そこにたどり着くまでの少し特別な感じも、こういうホテルバーらしくてよかった。この日はあいにくカウンター席が満席だったので、まずは外のテーブル席で飲み始めた。最初にウェルカムドリンクが出てきて、そのあとにフローズンマルガリータをオーダーした。甘すぎず、暑さの残るバンコクの夜に、ぴったりな一杯だった。

しばらく飲んでいるとカウンター席が空いたと案内があったので、今度は店内へ移動した。

次に頼んだのはマンハッタン。ここで印象に残ったのは、グラスに添えられていた巨大なチェリーだった。今まで見たことがないぐらい大きく、聞くと自分たちで栽培しているという。こういう細部へのこだわりにも、この店のレベルの高さが出ていた。

締めに頼んだのはマティーニ。するとバーテンダーから、このバー独自のマティーニにするか、スタンダードなマティーニにするかを聞かれたので、この店ならではの一杯を選ぶことにした。メニュー名を聞くと Social Martini(ソーシャルマティーニ)と教えてくれた。

嬉しいのはお代わり用の追加分もあるので2杯楽しめた。

使われていたのは、タンカレー No.10 ジン、ベルガモットとベルモットを独自にブレンドしたもの、そしてモスカートビネガー。

クラシックなマティーニの骨格を持ちながら、ベルガモットの柑橘香とモスカートビネガーの酸味で、少し華やかな風味を加えた一杯だった。派手に崩すのではなく、あくまでマティーニの延長線上で上品にまとめているのがよかった。

こういうオリジナルカクテルを出してきたときに、店のレベルはわかりやすく出る。

会計を頼むともう一杯だけサービスするから飲んでいってと言われて出してくれたカクテルも美味しかった。

今回のタイ滞在では8軒のバーを訪れたが、カクテルのクオリティという点では、このBKK Social Clubがいちばんだった。

豪華な空間や受賞歴だけで終わらず、一杯一杯の完成度できちんと納得させてくれる。

バンコク最後の夜を締める店として、とてもよい選択だったと思う。

     

I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2026年現在、世界25か国・地域で日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンド。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のエンジョイゴルファー。

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