沖縄そばの上にソーキが乗っているソーキそばの発祥は名護と言われています。
そのお店は「我部祖河食堂(がぶそかしょくどう)(1966年創業)」と「丸隆そば(1948年創業)」の2説あります。今となってはどちらが発祥かよくわからないようです。
(※2022年1月22日追記:ソーキそば発祥と言われているのは上記の2軒以外にもう一軒、1923年創業の新山そばという説もあります)
今回は我部祖河食堂の本店に行ってみました。看板には本家ソーキそばと書かれています。
暖簾には元祖ソーキそばと書かれていました。ちなみに丸隆そばの看板には、元祖ソーキそばと書かれています。
メニューにはいろんな沖縄そばがありますが、もちろんオーダーするのは元祖・ソーキそば。
メニューにはソーキそばに関して説明が。
こんなことが書かれていました。
ソーキそばの独りごと
わたしの名前は(ソーキそば)です。生まれは緑多き山原地、羽地内海に近く位置した我部祖河食堂本店です。
その昔、わたしの名づけ親でもあります、我部祖河食堂主人(現会長金城源治)が、小さな食堂を営んでいたある日、手近にあったソーキブニを長い時間をかけて煮込み、味付けをし、そばにのせてお客様をもてなしたところとても好評でした。
以来、このわたしが目当てのお客様が増え、主人はソーキブニを始め、スープに、麺にと美味への努力を重ね、わたくし(ソーキそば)の誕生となりました。五十年たった今日では、沖縄そばの横綱とも云われておりますわたしが、県内はもちろんのこと県外へもその名を知られるところでございます。
これからもソーキそばの元祖として、沖縄そばの普及と繁栄に主人共々微力ながら努力致してまいりますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。2019年
元祖・ソーキそば
ソーキのボリュームたっぷりの食べ応えのあるソーキそばでした。
機会があれば、もう1つの発祥の店、丸隆そばでもソーキそばを食べてみたいと思います。
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