1939年に発表された世界初のTOP100ゴルフコース（第一回）

2年に一度、米国ゴルフマガジン社が世界のTOP100ゴルフ場を発表する「Top 100 Course in the World」

そろそろ2019年度のランキングが発表されようとしています。その今から80年前の1939年に世界で初めて世界のTOP100のゴルフ場が発表されました。

その世界初のランキングは「The National Golf Review/ナショナルゴルフレビュー」という4年ほどで廃刊になってしまったゴルフ雑誌で発表されたのです。

17人のゴルフ有識者がパネリストに指名され、その中には元イギリス国王のウインザー公、球聖ボビー・ジョーンズ、プロゴルファーからはウォルター・ヘーゲンとジーン・サラゼン、ゴルフ作家バーナード・ダーウィン、ゴルフコース設計家からはトム・シンプソンとC.H.アリソンとR.T.ジョーンズという錚々たるメンバーが名を連ねていました。

そしてこの世界初のランキングは当時、「ゴルフ場にランク付けするとはけしからん！」という声が多く上がりました。それと同時に第二次世界大戦が開戦していったことと、ナショナルゴルフレビューも廃刊になったこともあり、長い間、ゴルフ場のランキングは発表されることがありませんでした。この後、ランキングが発表されるのは40年後の1979年になります。この話はまた別の機会に。

まずは、その1939年の世界TOP100ゴルフコースのランキングを掲載します。（※世界TOP100コース巡りのページと同じくラウンド・見学したコースはリンクを張っているので記事にジャンプができます。）

次に1939年のランキングに入っていない現在（2013年以降）ランキングされているコースを表にしてみました。こちらをクリック。

最後に1939年のランキングに入っていて現在はランク外のコースのみを抽出して表にしてみました。こちらをクリック。

ランキングの表が長いので考察については次の記事にまとめます。次の記事に。

The National Golf Review Top 100 Courses in the World 1939

1939年のランキングに入っていないコース現在のTOP100のコース

1939年のランキングに入っていて現在はランク外のコース

ランキングの考察については次の記事にまとめます。次の記事に。