1939年に発表された世界初のTOP100ゴルフコース(最終回)

1939年にナショナルゴルフゴルフレビューというゴルフ雑誌で、世界で初めて世界のゴルフ場TOP100ランキングが発表されたという記事の最終回です。

世界で初めてのゴルフ場ランキングはこちら「第一回

ランキングについての考察「第二回

当時、ランキング入りして現在はランク外のコースについては「第三回

1939年にランキング入りして現在はランク外のコースについて(2)

1939年のランキングで、現在(2013年以降)ランクインしていないコースで前回の記事で割愛した比較的有名なコースの12コースを紹介します。

各ゴルフ場のホームページのスクリーンショットをクリックするとそのページに移動します。

16位 Westward Ho!/Royal North Devon
ロイヤルノースデボン
イギリス
イングランド
Old Tom Moris, 1864

オールド・トム・モリス設計のロイヤルノースデボンは通称、ウエストワード・ホー!と呼ばれていて現存するコースではイングランド最古のゴルフコース。「Top100GolfCourses」ではイングランド60位。

20 Bel Air Country Club
ベルエアーカントリークラブ
アメリカ
カリフォルニア州
Billy Bell Sr., George Thomas, 1926

ベルエアーCCはカリフォルニア州にあるロサンゼルスCC、リビエラCCに並び、ジョージ・C・トーマスの傑作三部作の1つ。10番200ヤードのパー3は「世界のベスト500ホール」でThe One Hundredとして紹介しています。10番のティーイングエリアからグリーンに渡るために作られた白い橋の”SwingingBridge”はベルエアーの象徴です。ゴルフマガジン社の2013年の全米TOP100で83位。「Top100GolfCourses」ではカリフォルニア州12位。

29 The Course At Yale
ザ・コース・アット・イエール
アメリカ
コネチカット州
Seth Raynor, C.B. Macdonald, 1926

マクドナルドとレイナーの共作。9番211ヤードのパー3のビアリッツグリーンはこれぞビアリッツというグリーンで「世界のベスト500ホール」でThe One Hundredとして紹介しています。4番443ヤードのパー4もThe One Hundredで紹介しています。ゴルフマガジン社の2013年の全米TOP100で70位。「Top100GolfCourses」ではコネチカット州1位。(※この記事の後に発表された2019年のゴルフマガジン世界TOP100の83位に入りました)

30 Gleneagles
グレンイーグルズ・キングスコース
イギリス
スコットランド
J. Braid, 1919

スコットランドを代表する歴史あるゴルフリゾート。当時は1919年開場のキングスコース、1917年開場のクイーンズコースと、1928年開場の9ホールのパー3コースのウィーコースだけでしたがその後、ジャック・ニクラス設計のモナークコース(その後、改造し、現在のPGAセンテナリーコース)が増えて4コースのゴルフリゾートに。「Top100GolfCourses」ではスコットランド16位。

33 Pasatiempo Golf Club
パサティエンポゴルフクラブ
アメリカ
カリフォルニア州
Alister MacKenzie, 1929

サイプレスポイントやオーガスタナショナルを設計したアリスター・マッケンジー設計のコース。マッケンジーはパサティエンポを気にいり、コース沿いの自宅で余生を過ごしました。「世界のベスト500ホール」で16番395ヤードのパー4はThe One Hundredに、2番442ヤードのパー4はThe Five Hundred(United States)として紹介しています。ゴルフマガジン社の2013年の全米TOP100で53位。「Top100GolfCourses」ではカリフォルニア州8位。

48 St George’s Hill Golf Club
セントジョージズヒルゴルフクラブ
イギリス
イングランド
H.S.Colt, 1913

ハリー・コルト設計の27ホールのコース。1913年に18ホールで開場(現在のレッド、ブルーコース)。1929年に18ホールのニューコースが増設。1946年には財政的な問題でニューコースは9ホールに(現在のグリーンコース)。「Top100GolfCourses」ではイングランド8位。

50 Deal/Royal Cinque Ports Golf Club
ロイヤルシンクポーツゴルフクラブ
イギリス
イングランド
James Braid, 1892

通称、ディールと呼ばれているロイヤルシンクポーツGC。ヘンリー・ハンター設計の9ホールで1892年開場。1896年に18ホールに拡張。その後、ジェームズ・ブレイドが改造を担当。1909年と1920年には、全英オープンの会場になりました。その後も1938年と1949年の会場に決まっていたのですが不運にもコースが高潮で水没して、開催できず。それ以来、ロタからは外れました。「Top100GolfCourses」ではイングランド12位。

70 Olympia Fields Country Club(#4)
オリンピアフィールズカントリークラブ・ノースコース
アメリカ
イリノイ州
Willie Park Jr., 1922

ウイリー・パークJr.設計で当時はNo.1~No.4コースと72ホールもあるコースでした。1928年と2003年に全米オープン。そして1925年、1961年には全米プロが開催されています。現在はノースコース・サウスコースの2コースに。「世界のベスト500ホール」で14番444ヤードのパー4はThe Five Hundred(United States)として紹介しています。ゴルフマガジン社の2013年の全米TOP100で80位。「Top100GolfCourses」ではイリノイ州5位。

78 Scioto Country Club
サイオトカントリークラブ
アメリカ
オハイオ州
Donald Ross, 1916

ドナルド・ロス設計。ジャック・ニクラスの父親がメンバーだったので、サイオトCCのジュニアスクールでニクラスは腕を磨いたことでも有名。1926年には全米オープンが、そして1950年には全米プロが開催されました。「世界のベスト500ホール」で2番436ヤードのパー4と8番505ヤードのパー5は、The Five Hundred(United States)として紹介しています。ゴルフマガジン社の2013年の全米TOP100で65位。「Top100GolfCourses」ではオハイオ州4位。

90 Sea Island
シーアイランド
アメリカ
マサチューセッツ州
H.S.Colt, C.H.Alison, 1929

1926年にウォルター・トラビス設計で9ホールのコースで開場(旧プランテーションコース)。1929年にハリー・コルトとチャールズ・ヒュー・アリソンの合作で9ホールを追加(旧シーサイドコース)。世界初のランキング時はこの18ホールだけでしたが、現在は18ホール3コースの東海岸の高級ゴルフリゾートに。「Top100GolfCourses」ではジョージア州5位。

92 Eastward Ho! Country Club
イーストワードホー!カントリークラブ
アメリカ
マサチューセッツ州
Herbert Fowler,1922年

ハーバート・ファウラーとキース・フォスターの設計で1922年に開場。ファウラーはスコットランドのクルーデンベイやイングランドのウォルトンヒースの設計も担当。ファウラーは1864年開場のイングランドのロイヤルノースデボンGC(通称、ウエストワード・ホー!)で働いていたことがあり、その経験を活かして東の地ニューイングランドにイースト・ワード・ホー!を作りました。ゴルフマガジン社の2013年の全米TOP100で68位。「Top100GolfCourses」ではマサチューセッツ州5位。

96 Five Farms/Baltimore Country Cource East Cours
ボルティモアカントリークラブ・イーストコース
アメリカ
メリーランド州
A.W.Tillinghast, 1926

ティリングハースト設計のイーストコースは1926年に開場。1899年にローランドパークコース(1962年閉鎖)で全米オープン。1928年にはイーストコースで全米プロが開催されました。ランキング時はイーストコースでランクインしていると思われます。「世界のベスト500ホール」でイースト14番603ヤードのパー5はThe Five Hundred(United States)として紹介しています。ゴルフマガジン社の2013年の全米TOP100で94位。「Top100GolfCourses」ではメリーランド州1位です。


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