富山県最古、そして日本海側で最古のゴルフコース跡を訪れてみました。
日本海側最古ということは北陸で最古でもあります。
1935年(昭和10年)に大川寺公園(この頃は上滝公園と呼ばれていました)に6ホールのコースを作ったという記録があります。
コース名などの情報はなく、「富山県のゴルフの歴史は、大川寺公園にその黎明を見ることができる。東京から赴任した内務省の役人を中心に、公園の草っ原に6ホールのコースを設営し、クラブを握ったのである。 歴史的に見ても、日本海側で唯一であり、富山県のゴルフの原型が、ここに見られる。」と現存する富山県最古のゴルフコースの呉羽カントリークラブのホームページに記載されています。
公園はスキー場としても使用されていましたが、園内のゴルフコースは戦争により菜園に。
そして戦後は大川寺遊園に名前を変えて、日本海側最大の遊園地としてオープン。1996年(平成8年)に閉鎖されました。
富山地方鉄道の電鉄富山駅から不二越・上滝線に乗り、大川寺駅(だいせんじえき)まで移動します。この駅はかつては大山寺遊園駅と呼ばれていて、更にその前のゴルフコースがある頃は上滝公園下駅と呼ばれていました。
駅を背にして左側に進むと広場が。
その先の踏切を渡ります。踏切から駅を見た風景。
踏切を渡って坂道を上ります。しばらく上ると左に道があるのでそちらに。
坂道の途中から見た風景。
坂道を進みます。
かつて遊園地の入り口のあたりに建物が残っていました。
この先は立ち入り禁止。
もしかしたら、この辺りがゴルフコースだったのかもしれませんが、全く跡形もない状態でした。
コメント