神戸ゴルフ倶楽部の創設者のグルーム氏は、1番ホールでホールインワンを達成したゴルファーに彼のお気に入りのウイスキーをプレゼントしていました。
そのウイスキーは「ダンピー」と呼ばれていましたが銘柄名ではなく、ずんぐりとしたダンピーボトルから1番ホールのホール名として名付けられました。
このダンピーが何のウイスキーなのか?を調べていますが、現在のところ謎のままです。
今までの経緯はこちらの記事をご覧ください。
第一回 「グルーム氏、愛飲のスコッチとは?」
第二回 「グルーム氏、愛飲のスコッチの銘柄は未だわからず」
第三回 「ダンピーの謎に一歩近づいた?」
第四回 「ダンピーの謎が紐解ける日」
第五回 「ダンピーの謎は霧の中に」
第六回 「キャンベルタウンモルトの試飲と神戸GCのダンピーの謎」
第六回の最後の記事が2015年7月。その後も、気になるボトラーズのオールドボトルがバーにあれば飲んでみたりしていたのですが、進展はありませんでした。
そんな話を北新地のバーUKのマスター荒川さんに先日、話をしていると「ウイスキーのコレクターで世界的に有名なザガッティ氏が出したウイスキーの写真集を見ればわかるかもしれない」と教えていただきました。
その写真集は「ザ・ベスト・コレクション・オブ・モルト スコッチウイスキー」という写真集で信濃屋さんの楽天市場店で販売されていました。(※信濃屋さんから許可をいただき画像を使用させていただいています。)
荒川さんはその写真集を所有されていて、現在、知り合いのバーに貸し出していたので仕事を終えた後、そのバーに行き、写真集に出ているボトルをすべて確認していただけました。
残念ながら似たマークのボトルはなかったようです。
荒川さん、調べていただきありがとうございます。
ただ、その貸し出ししていたバーのマスターが「ヘネシーのマークに似ていますね」という意見が出てきました。
「ヘネシー一族はアイルランド出身でナジェーナというアイリッシュモルトウイスキーを発売していたこともある」と荒川さんから教わりました。
たまたま手元にヘネシーのコニャックのミニボトルがあったので見てみると確かに「く」の字の部分は似ていますね。しかし似ているだけで違うようです。
そしてザガッティは、自分のウイスキーコレクションをある会社に売却し、そのコレクションを展示する「ザガッティ・ウイスキーミュージアム」をオランダにオープンさせたという情報も荒川さんからいただきました。
そのミュージアムについて調べてみました。YouTubeにミュージアムの紹介動画がアップされています。
ミュージアムのオープニングセレモニーの様子もありました。
写真集に掲載されていないウイスキーがこのミュージアムにあるかもしれません。
ミュージアムがあるオランダには2019年ゴルフマガジン世界TOP100コースで、77位にKoninklijke Haagsche G & CCと88位にUtrechtse GC ‘De Pan’がランクインしています。
この両コースをラウンドしに行くときにザガッティのミュージアムにも行って似たボトルがないか探してみたいと思います。
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