高松にあるコーヒーと本とカクテルのお店

[珈琲と本と音楽 半空]
02.グルメ・食べ歩き
02.グルメ・食べ歩き

去年の9月、高松を訪れた時のこと。街を歩いていると、「珈琲と本と音楽 半空」と書かれた看板が目に入った。

店の名前だけで好奇心が刺激される。どんな雰囲気なんだろう?気になったので、ネットで調べてみると、カフェとバーを足して2で割ったような空間らしい。

この時は行く店が決まっていたので次回、高松を再訪したときには必ず寄ってみようと思っていた店だ。

そして3か月後。

階段を上がり、扉を開け、店に入ると、照明は落ち着いていて、心地よい音楽が流れていた。

棚には本が並び、コーヒーの香りがほのかに漂う。そして、バックバーにはお酒のボトルが。

メニューを開くと、一般的なコーヒーや紅茶のほかに、クラシックなカクテルからコーヒーや紅茶を使ったカクテルなど並んでいた。

この日は、頼むオーダーも順番も下調べをして決めてきていた。

最初に「アールグレイカクテル」を頼んで、一緒に「キューカンバーサンド」を注文し、食べながらカクテルをいただく。次に「アラビアの涙」というコーヒーのカクテルを楽しみ、最後に「ブレンドコーヒー」を飲んで帰ろうと決めていた。

アールグレイのカクテルはアールグレイ・ティフィンという名でダージリンを使用した紅茶リキュールとアールグレイを使用していて爽やかな紅茶カクテルだった。キュウリとバターだけ挟んだキューカンバーサンドにぴったり。

「キューカンバーサンド」がサーブされると、店主は一緒に伊丹十三が書いた著書『女たちよ!』で、伊丹がキューカンバーサンドについて書いているページを開けて読ませてくれた。

書いてあることは実にくだらない(いい意味でくだらないという意味)内容で、まさに普段私が考えているようなことが書かれているのだ。

興味が出てきて他のページも読んでみると、とても面白い。ハマる人にはハマる本だった。

恥ずかしながら今まで彼の本も読んだこともないし、映画すら見たことなかったが急に興味がでてきた。

旅から帰ったらさっそく、この本を購入して読んでみようと思う。

続いてコーヒーカクテルのアラビアの涙をオーダー。自家製コーヒーウォッカとシロップをシェイクしたカクテル。ブラックルシアンのシェイク版である。本棚には面白そうな本が並んでいる。

締めは、半空ブレンドコーヒー

近くにあれば、通いたくなる居心地のよいカフェ兼バーだった。

     

I’m a golf-a-holic man. ゴルフバカです。

ゴルフのためなら世界中どこでも行きます。食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー。

2021年6月現在、日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニア。現在、世界中をゴルフ旅しています。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファー。典型的なエンジョイゴルファーです。

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