毎年、その年に食べて記憶に残っているものを列挙しています。
2015年から開始して今年で7回目。歴代の記事のリンクはこちらをご覧ください。
去年、2020年は世界中に新型コロナが広がり、大変な年になりました。
そして今年、2021年もコロナ過は続き、日本は夏場に大変な状況になりましたが、今現在は落ち着きを取り戻しました。一方、世界を見ると来年もまだ混乱は続きそうな状況です。
去年の10月に沖縄に移住して、沖縄は全国ワーストの感染率で、緊急事態宣言も一番長い都道府県になりました。そんなこともあり外食の回数は減り、もちろん旅の回数も減りました。そんな中でも記憶に残る食べ物はありました。
今まではフード・オブ・ザ・イヤー以外にラーメンとサンドウィッチとかき氷は食べる回数が多い=紹介する数が多かったので別で紹介していましたが、今年はラーメンとサンドウィッチはフード・オブ・ザ・イヤーの各部門にまとめたいと思います。
2021年フード・オブ・ザ・イヤーのPart1ではラーメン部門、サンドウィッチ部門、 シーフード(魚介類)部門 、ハンバーガー部門、牛肉部門、豚肉部門、鳥肉部門、ジビエ部門、麻婆豆腐部門、チャーハン部門、鍋部門、冷麺部門を紹介したいと思います。
そして次の記事のPart2ではその他の麺類部門、弁当部門、フライドポテト部門、ご飯もの部門、その他の食べ物部門、スイーツ部門、特別な空間部門、コーヒー部門、最高の一杯部門を紹介します。
かき氷については今年も精力的に食べ歩きできたので2021年かき氷・オブ・ザ・イヤーで発表していますのでそちらもご覧ください。
ラーメン部門
ラーメン部門は沖縄県那覇市の沖縄そばのお店「月桃」の「唐人そば」
そもそも沖縄そばも小麦粉とかんすい(もしくは灰汁)から作られているのでラーメンという考えもありますが、当ブログでは沖縄そばは沖縄そばとして扱っています。
しかし、その沖縄そばのルーツである唐人そばを食べた感想は和風ラーメン。琉球ブラックと名付けてしまいました。
サンドウィッチ部門
東京都の浅草の「スケロクダイナー」の「キュウリと海苔のサンドウィッチ」
イギリスのキューカンバーサンドとは違い、海苔と胡麻ペーストの風味で和風キューカンバーサンドに。
雑穀パンが味に厚みを増してくれてます。
美味しいです。
シーフード (魚介類) 部門
シーフード部門は7種類。
まずは沖縄県の宜野座にある「ぎのざの車えび料理 球屋」の脱皮エビ。
これを半レアで焼いて食べたのが最高でした。
次に沖縄県の牧志にある牧志公設市場で購入した魚を二階で調理していただいた大きなイシガキダイのバター焼き。
3つめは京都の「だいしめ」の「鯨の鹿の子」
脂のねっとり感と噛めば噛むほど出てくる旨味は最高でした。
4つめは沖縄県の海人の町、糸満市の「糸満漁民食堂」の「イマイユのバター焼き」
イマイユとは沖縄の言葉で鮮魚という意味。その日の仕入れの中から好きな魚を選べます。バター焼きもアーサーバター、うっちんバター、豆腐ヨウバターの三種類から選べます。アーサーバターにしました。アオサの香りとニンニクとバターが沖縄のあっさりした白身にコクをくわえてくれて、最高でした。
5つめは京都の「吉寿」で食べた「かますの塩焼き」
焼き加減、塩加減が完璧でした。
6つめは鹿児島県の沖永良部島の漁師が経営する食堂「やまはた」で食べた夜光貝の刺身
捌きたてでコリコリした夜光貝は黒糖焼酎のロックにとても合いました。
7つめは鹿児島県の沖永良部島の「海邦丸」で締めに食べた「伊勢海老の味噌汁」
漁師が経営している居酒屋で魚が美味しいお店でした。こちらの伊勢海老の味噌汁は水槽から取り出して生きていた伊勢海老を使って火も入れ過ぎずにちょうどよい状態で作ってくれて本当に美味しかったです。
ハンバーガー部門
嘉手納基地の近くで営業してるハンバーガー屋「ゴーディーズ」の「BLTバーガー」本格的なアメリカンハンバーガーで美味しかったです。
牛肉部門
沖縄県名護市の「レストランふりっぱー」
とにかく柔らかくて美味しいかったです。そして安い。
肉には旨味のある牛脂を加えた牛脂注入加工肉を使用しているのだが、値段と味を考えれば十分に満足。
ガーリックもたっぷり乗っていて私好みのステーキでした。
豚肉部門
豚肉部門は5つ。
1つめは沖縄県名護市の「満味」でいただいた「やんばるの島豚」
琉球在来豚アグー(脂身は多いが旨味が濃い)とアメリカ原産のデュロック(ロース部分に霜降りが入り易い)、イギリス原産のバークシャ(黒豚で赤身がきめ細かい)の三品種の特徴を生かした交配種で値段も手ごろで美味しかったです。
2つめは沖縄県浦添市にある、名前のない会員制の熟成肉のお店
ここの生ハムは最高。塩分濃いめの生ハムがあれば何杯も赤ワインが飲めます。
3つめは京都の朝6時から営業している「かどや食堂」の「ぶた汁」
京都では、とん汁という事が多いような気がしますが、こちらのお店は、ぶた汁。やけどするぐらいのアツアツ。というか、やけどしました。
ご飯とこれだけで最高の朝食になります。
4つめは沖縄県南城市の隠れ家レストラン「胃袋」で食べた豚肉のグリル。
リンゴとマスタードの爽やかなソースと豚肉のグリルの相性が抜群。お代わりしたくなる美味さでした。
5つめは大晦日に食べたので今、入力中です。沖縄県の石垣島の明石食堂で食べたソーキそばのソーキ。いろんなソーキを食べてきましたが、ここのソーキが私は一番好きです。トロトロでしかも食べ応えがあり、美味しかった。
鶏肉部門
鶏肉部門は鹿児島県の奄美大島の「喜多八」で出てきた鶏肉の椀物。生姜が効いた優しい味付けのスープは最高でした。
馬肉部門
東京都の広尾にある会員制の馬肉料理屋の「ローストホース」
馬肉は熊本だと私は思っていますが、熊本に行かずとも最高の馬肉が食べられるお店でした。
ジビエ部門
ジビエ部門は3つ
最初は沖縄県那覇市の泡盛倉庫で食べた山羊刺し(バラ肉と睾丸)
睾丸は、ねっとりしつつも、なめらかな舌触りで美味しいし、バラ肉は生ハムのような美味しさでした。
2つ目は沖縄県名護市の「ひんぷん山羊料理店2号店」で食べた山羊料理。山羊刺しはもちろん、山羊汁も山羊のよい風味を残しながら、山羊が苦手な人でも美味しく食べられるようにしていたのは感動しました。
3つめは鹿児島県の喜界島の「十兵衛」でたべた山羊の内臓を血で炒めた「カラジューリ」
奄美大島の郷土料理のお店「かずみ」のお母さんに喜界島では山羊を食べて帰りなさいと教えてもらいました。海辺に生えている長命草を食べているので肉が臭くないのだとか。
絶対に臭いはず。。どうだろう。と思い食べたらこれが美味しいのです。
ほんのりと山羊の風味がしますが、山羊が苦手な人も食べれると思います。店により、臭いは違うと思うので、この店は当たりでした。
麻婆豆腐部門
麻婆豆腐大好きな私。沖縄に移住してから、ここの麻婆豆腐美味しいよと聞いて何軒か食べ歩くも、感動する麻婆豆腐に出会えませんでしたが、ようやく見つけました。
沖縄県那覇市の「姚姚中華廣場」の麻婆豆腐。
麻婆豆腐は四川風と広東風を選べます。もちろん四川風をオーダー。四川風は辛さの変更ができますが、辛いのが苦手な友人と一緒だったのと初めての来店だったのでノーマルのままで包子頭という揚げパンもセットでオーダー。麻婆豆腐は辛さは控えめでしたが、旨味バツグン。沖縄で食べた麻婆豆腐の中では私は一番好きな麻婆豆腐になりました。
チャーハン部門
チャーハン部門は1つ。
謎の粉が何か入ってる系(笑)ではトップクラスの美味しいチャーハンに出会いました。沖縄県那覇市の安里にある一番餃子。こちらのチャーハンは店主以外の他のスタッフでは作れないチャーハン。店主がいないと売り切れですと言われます。
鍋部門
飛鳥鍋は飛鳥時代から奈良県飛鳥・樫原地方で食べられている牛乳とだし汁で鶏肉、野菜を煮込んだ郷土料理。粕汁に似てるけど粕汁ではないスープが美味しかった。
冷麺部門
沖縄県那覇市の「ちるり」で食べた「盛岡冷麺」
これが本格的な盛岡冷麺で驚きました。まさか沖縄で完璧な盛岡冷麺が食べられるとは。牛骨ベースのスープと腰のある盛岡冷麺の相性はバツグンでした。
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